Stage Command System
PRGはステージオートメーションの新たなスタンダードとして1988年に“オペラ座の怪人”でStage Commandモーション・コントロール・システムを紹介しました。PRGのStage Command System(SCS)は、複雑なモーションコントロールを高い精度と再現性、そして最大限の安全性をもって実行できるシステムです。拡大し続ける現代のパフォーマンス環境において、大道具や機構に対するソリューションをSCSは提供いたします。キューベースのSCSソフトウェアはシームレスな動きの全景を観客に見せ、デザイナーの可能性を無限に広げます。SCSの核となる4つの主な要素は、システムとして、または独立した製品として動くように設計されている事です。完全で正確な制御は、PRG独自開発の専有製品、Commander コンソールによって行われます。SCS PLC キューブ(プログラミング可能なロジックコントローラー)は、Go/No Go の安全確認をキューが実行される前に行う事が出来ます。そしてSCSドライブラックには、モーションエフェクトへの個々のドライバと制御信号が内蔵されています。SCSはSCSウィンチ、数々の標準的なウィンチ、SCSタートルローテイターを含む広範囲なエフェクト制御で、大道具的なものを回転させる動きも可能であり、モーター、トラベラートラック、I/O信号なども制御可能です。